ブラッシュ・タップとPSSリバースターン
ブラッシュ・タップとPSSリバースターンの1〜2歩目の違い
ご質問ありがとうございます。愛知県JBDFブロンズTANGO4面最後のブラッシュ・タップから、PSSリバースターンに続くステップ、素敵ですね。今回は、ぜひ、表現方法を皆様と学べたらと思います。
まず一番の違いは、PSSリバースターンの場合の、最初の1歩目を送り出す右足(支え足)の裏からおこる『ねじりの力』でしょう。PSSリバースターンでは1で回転が始まるのに対し、ブラッシュ・タップは1ではローテーションのみになります。どちらも1〜2は回転があります。その結果、PSSリバースターンの場合、2歩目はインサイド・エッジで、1・2歩目のコルテ(踊りの進行を切る)はスタッカートな表現で、3歩目はレガートな動きで流れるように表現なります。
PSSリバースターンは前半が早く後半ゆっくりなのに対して、ブラッシュ・タップは後半が早い印象があります。ちなみに、ブラッシュ・タップ後半は、足が床から離れるピック・アップの表現があり、それは、小節の表裏の調整にも使える便利なアクションです。
図 PSSリバースターンの2歩目
横に置いても回転が伴っているので、横少し後ろになります。最初から、横少し後ろに置きに行くのはエンストした感じになり女性が車酔いをおこしますのでやめましょう。
参考図書
「BALLROOM DANCING」Alex Moore 著
ボールルーム・ダンス用語解説辞典 運天潔 著
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シャドーダンサー宮城康江
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